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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
「はぁはぁ…」

「雄二…好き…」

そして…

二人は深い眠りに落ちていく。

目を覚ました淳は

時計を見てギョッとなった。

時刻は9時…

出勤時間だ!

と言うより申し送りの

時間になっている。

「やばい!!」

雄二も慌てている。

「俺も遅刻だ!!」

二人は慌ててシャワーを浴びて

服を着替えてホテルを飛び出した。

淳の脳裏にはにやりと笑う

婦長の姿が浮かんだ。

「遅刻だわ…」

全力で走って詰め所に飛び込み

「遅くなって
申し訳ありません!!」

息を切らしたが

そこに待っていたのは…

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