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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
角を生やして鬼の様な顔をした

婦長の姿…

腰に手を当てて

「淳ちゃん!
お早いお着きで…」

「申し訳ありません…」

小さくなっている淳。

結花とゆりがくすくすと笑ってる。

それを横目で見ながら

「笑っていないで…
助けてよぅ…」

「淳ちゃん!!!」

「は、はい!!」

「いいですか?
看護師というものは…
くどくど…」

婦長名物の地獄の説教を淳は

昼までされていた。

遅刻した罰として

詰め所の掃除を一ヶ月。

おやつ代として

詰め所に罰金を取られた。

「雄二君が激しいから…
雄二君の…馬鹿ぁ…」

小さく呟きながら

せっせと掃除をする淳。
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