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淳、光と闇
第11章 片羽の天使
「恵ちゃん…」
病室の外ではゆりと結花がこの話を聞いていた。
「ちょっと!!淳!!」
「あら?」
「話が…ある…」
怖い顔して二人は食堂へ淳を連れ出した。
食堂で二人は
「淳!!一体、どういうつもり!!」
「な、何よ?」
「恵ちゃんのママの話…
あんた宛があるの?」
「ない…」
「ないって…そんな無責任な…」
「宛てはないけど…
必ず探す…恵ちゃんのママを…」
「どうやって?」
「手段は選ばない…
例え犯罪者になっても…
この体を許しても…
どんな汚い手を使っても…
恵ちゃんのママを探し出してみせる。」
「そんな事言って…
あんた、出来るの?
出来なかったら恵ちゃんは
立ち直れなくなるのよ?」
病室の外ではゆりと結花がこの話を聞いていた。
「ちょっと!!淳!!」
「あら?」
「話が…ある…」
怖い顔して二人は食堂へ淳を連れ出した。
食堂で二人は
「淳!!一体、どういうつもり!!」
「な、何よ?」
「恵ちゃんのママの話…
あんた宛があるの?」
「ない…」
「ないって…そんな無責任な…」
「宛てはないけど…
必ず探す…恵ちゃんのママを…」
「どうやって?」
「手段は選ばない…
例え犯罪者になっても…
この体を許しても…
どんな汚い手を使っても…
恵ちゃんのママを探し出してみせる。」
「そんな事言って…
あんた、出来るの?
出来なかったら恵ちゃんは
立ち直れなくなるのよ?」