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淳、光と闇
第13章 小さな卒業式
大人になって間違を起こさない為に…

一緒にパンを焼いてパンが爆発して…

施設長に大目玉をもらった。

花火大会を開催して大はしゃぎした。

どれも淳にとっては大切な思い出ばかりだ。

「私…離れたくない…」

しかし、淳は仕事で施設の教師をしている。

故に会社と施設の契約が切れれば…

自分は施設を去らねばならない。

「私…あの子達と
離れるのは…嫌だ…」

淳は明るくなるまで泣き通した。


次の日、目を真っ赤に

腫らして淳は詰所に現れた。

「淳ちゃん、どうしたの?」

「まさか…雄二に…?」

「あの野郎…やっぱり…」

それを聞いた淳は

「ち、違うの…」

大慌てで否定して結花とゆりに詳細を話した。

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