この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淳、光と闇
第13章 小さな卒業式
「そ、それは…」

「大切なのはそこなんじゃよ…
院長だって竜馬だって
その気になれば淳の
経費くらいはすぐに出せるさ…
しかし、経費を出してそれで全てが
解決するとは限らない。
だから、こうして雁首揃えて
思案しているのじゃよ。」

「うっ…」

「ゆりちゃん、下がりなさい!!」

「はい…」


省吾は淳に

「淳ちゃんよ…
そんなに子供達が好きか?」

「はい…旦那様…
淳は…子供達が好きで…
今は…別れとうございません。」

「そうか…
では、施設の講師をボランティアで
続けるというのはどうじゃ?」

「それは構いませんが…
時間が…」

「時間は…待つものではない。
与えられるものでもない…
作るものじゃよ。」

省吾はそう言って立ち上がった。
/584ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ