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淳、光と闇
第13章 小さな卒業式
「皆さん、淳がボランティアで
講師を続けると本人が言うなら…
協力してやってくださいませんかのぅ?」

「それは…構いませんが…」

竜馬が言う。

「ありがとう…
では帰るとするかの…」

「はい、旦那様…」

由美に付き添われて省吾は帰路についた。


「旦那様…意地悪ですわ…」

「ははは…由美君…
それを言わんでくれ…」

「全く…旦那様は淳ちゃんに
甘すぎですよ??」

じろりと省吾を睨んだ由美。

「そう言うな…」


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