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淳、光と闇
第16章 省吾からの旅立ち
「分っておる。
分っておるとも…」

そう言いながら鼻歌交じりで

仕事を進める省吾。

「旦那様…」


さて次の日。

淳は朝早くから起き出して

洋服ダンスから服を全て引っ張り出して

あれこれと悩みながら服を選んでいた。

朝からうるさいと結花とゆり。

「淳!うるさいよ!
今何時だと思ってるの??」

「あ、結花とゆり。
ねぇ…今日旦那様のお屋敷へ
行くのだけど…
お洋服、どれが良いと思う?」

「はぁ?
あんたね…??」

呆れて物も言えないと二人は

「好きにしなさい!!」

「冷たいのね…」

ちなみに今は朝の4時…


やっと着る物が決まってアクセサリーも

持っている中からお気に入りの物を付けて…

淳は省吾の屋敷へ向かった。
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