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淳、光と闇
第16章 省吾からの旅立ち
「淳ちゃん、
なんじゃ?申してみぃ…」
「あのですね。
淳には雄二と言う彼氏がおります。
もし雄二がいなければ淳は
今でも旦那様に抱かれる事を
続けていたでしょう。
しかし、雄二と言う彼氏が出来て
旦那様は淳を求めなくなりました。
それは旦那様が私と雄二の事、
気に止めて頂いているからだと
淳は解釈します。
それでですね。
今日は淳は最後に
旦那様に…あの…ご奉公を
させて頂きたく思います。
今日を持って淳は体を
旦那様ではなくて
あの、雄二にゆだねようと思います。
旦那様…淳のわがまま
お許し下さい。」
深々と頭を下げる淳。
それをじっと見つめる省吾。
「淳ちゃん、今の言葉に
嘘偽りはないな?」
「はい、天地天命に誓いまして…」
「淳は、今日…
わしに抱かれに来たのか?」
「は…い…」
下を向いて答える淳。
「そうか。
淳ちゃん、心の準備は
覚悟は…出来ておるのか?」
「はい…」
なんじゃ?申してみぃ…」
「あのですね。
淳には雄二と言う彼氏がおります。
もし雄二がいなければ淳は
今でも旦那様に抱かれる事を
続けていたでしょう。
しかし、雄二と言う彼氏が出来て
旦那様は淳を求めなくなりました。
それは旦那様が私と雄二の事、
気に止めて頂いているからだと
淳は解釈します。
それでですね。
今日は淳は最後に
旦那様に…あの…ご奉公を
させて頂きたく思います。
今日を持って淳は体を
旦那様ではなくて
あの、雄二にゆだねようと思います。
旦那様…淳のわがまま
お許し下さい。」
深々と頭を下げる淳。
それをじっと見つめる省吾。
「淳ちゃん、今の言葉に
嘘偽りはないな?」
「はい、天地天命に誓いまして…」
「淳は、今日…
わしに抱かれに来たのか?」
「は…い…」
下を向いて答える淳。
「そうか。
淳ちゃん、心の準備は
覚悟は…出来ておるのか?」
「はい…」