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淳、光と闇
第17章 咲とおしゃれと美紀
二人は結花から話を聞いて真っ青になった。

咲の下着騒動は二度目で今度やったら…

どうなるかを美紀も淳も良く知っている。

二人はさゆりに

「婦長さん、どうか…
咲ちゃんを…お許し下さい…」

と懸命に頭を下げた。

「駄目です!!
絶対に許しませんよ?」

じろりと三人を睨むさゆり。

さゆりは

「いいですか?
咲ちゃんは一度同じ事をして…
更正の余地があると判断して
許しましたが…
今の話を聞くと…
私に見つからなければ良い
と、言うお話でした。
つまり、それは規則と言うものを
ないがしろにすると言う事です。
規則を守れない看護師は
看護師ではないしここでは…
いりませんよ?」

厳しい言葉に四人は言葉を失った。

「咲ちゃん…」

咲は顔に手を当てて泣いていた。

「私…もう…駄目だ…」

さゆりがいなくなって三人は

咲をなだめながら策を考えた。

「咲!!お前、なんで…
規則を破ったの?」
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