この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淳、光と闇
第20章 トランぺッター龍二、悲しみのレクイエム
「お待ちなさい!!」

美紀が止めるが三人はビルの屋上を

目指して走り出す。

「ここね??」

三人が屋上にたどり着くと

龍二が下水設備の小屋の上で

トランペットを吹いていた。

高く天を向いて。

物悲しい音色を響かせている。

三人はしばらくそれを見ていた。


演奏が終わると龍二は

その場に蹲り泣いていた。

三人は龍二の後ろから

「どうして
患者さんが逝ってしまうと
トランペットを…
吹いているの?」

突然話しかけられて

龍二は驚いた様子で

「これが…俺流…
逝ってしまった人を
送る俺のやり方。」

そう言ってその場を立ち去った。
/584ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ