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淳、光と闇
第20章 トランぺッター龍二、悲しみのレクイエム
「待ってるわよ。
必ず生きて帰って。
最後の一羽を折るのよ?」

「はい…」


しかし…

樹里が最後の一羽を

折る事はなかった。

「間に合わなかった…」

省吾は悔やんだ。

あのままなら、

樹里は最後まで龍二のそばで

人生を全うできた。

悔やむ省吾を由美と淳は

「旦那様…
旦那様の判断は
間違っていませんでした。
日本に残れば
あの千羽鶴は
完成しなかった。
決して…完成しなかった。

でも、アメリカに行けば
千羽鶴を完成させる
可能性はあった。

旦那様、
気を落とさないで…」

二人はがっくりと

肩を落とす省吾を気遣った。
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