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淳、光と闇
第21章 淳と雄二 愛の結晶
二人の手がお互いの背中に回って、

「やっと会えた…」

「待ったよ…」

と幸せの時を刻んだ。

「雄二…」

「淳ちゃん…」

二人は無言のままホテルに入っていく。

言葉なんて要らなかった。

会えない辛さをひた隠しにして

二人は頑張ってきた。

故に言葉なんて二人には邪魔なだけ。

ホテルに入ると部屋に鍵を掛けて

二人は抱き合った。

雄二は再び淳の口を求めて

淳もそれに応える。

舌が絡み合って複雑に絡まっている。

「あぁぁ…雄二…」

「淳ちゃん…」

「淳って呼んで…」

「淳…」

「雄二…愛してる…」

「淳、俺もだ…」

雄二は淳の耳を噛んで息を吹きかけた。

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