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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
「キャァッ!!」
悲鳴と共に
「ガッチャーン…」
ガスの瓶が割れる音がした。
「芳子ちゃん!!」
「ごめんなさい…」
さゆりが睨んでいる…
芳子…働きながら看護学校に通う
真面目な学生だ。
さゆりの第一内科でもう
3年アルバイトしている。
3年もバイトをしていると
病棟の仕事も大体分る様になって
一部は淳達と同じ仕事もする様になった。
芳子は懸命に勉強して午前中は学校、
昼から夜にかけては病棟でバイトと
毎日を忙しく過ごしていた。