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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
機器は電波で詰め所にモニターされている。

機器は明らかに患者が異常だと

警告を発した。

詰め所の誰にでも見える所の

赤いパトライトが回転して

警告音を放った。

「な、何??
何なの??」

結花と勝枝は慌てて警告音を止めて

ライトが回っている部屋を確認して

飛んでいった。

既に夕方で日勤者はいない。

夜勤を結花と勝枝で行っていた。

病室に入ると芳子がおろおろしている。

「芳子ちゃん、どうしたの?」

「あ、結花さん、勝枝さん!
た、大変です!患者さんが。」

「あ!!ショックを起してる。」

勝枝は容態を確認して病室の電話に

飛び付いて当直の医師を呼び出した。

結花は機器を停止して

点滴を止めて調べている。

「あ、これは?」
だ、誰?薬品を大量に…」

結花は芳子を睨んだ。

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