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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
「言い訳は致しません。
全て私の指導責任、
監督不行き届きです。
どんな処罰でも受けます。
が、芳子は将来のある身。
どうか…処罰の
御再考をお願い致します。」
さゆりは深々と頭を下げた。
「芳子君の処罰は別問題だが
さゆり君、君は。」
「分っています。」
「医療事故は病院として
あってはならない物だ。
君も分っているだろう?」
「はい…」
「以前から君の
指導方法や管理方法には
問題視されている方もいてね。
君はそれをどう考えているのかね?」
「私は…
自分の指導方法には
間違いは無かったと今でも
思っています。」
「しかし、結果として
医療事故が起きてしまった。
その原因は看護師が監視を
怠った事が原因ではないのかね?」
「はい…その点については
私の責任です。」
「おかしいじゃないか?
指導方法が間違っていないのなら
事故は起きなかったではないかね?」
「それは…」
「今それを議論しても
起こった事は元に戻らない。
しかし、諮問機関としては…
さゆり君、君を
処分しなければならない。
分るね?」
全て私の指導責任、
監督不行き届きです。
どんな処罰でも受けます。
が、芳子は将来のある身。
どうか…処罰の
御再考をお願い致します。」
さゆりは深々と頭を下げた。
「芳子君の処罰は別問題だが
さゆり君、君は。」
「分っています。」
「医療事故は病院として
あってはならない物だ。
君も分っているだろう?」
「はい…」
「以前から君の
指導方法や管理方法には
問題視されている方もいてね。
君はそれをどう考えているのかね?」
「私は…
自分の指導方法には
間違いは無かったと今でも
思っています。」
「しかし、結果として
医療事故が起きてしまった。
その原因は看護師が監視を
怠った事が原因ではないのかね?」
「はい…その点については
私の責任です。」
「おかしいじゃないか?
指導方法が間違っていないのなら
事故は起きなかったではないかね?」
「それは…」
「今それを議論しても
起こった事は元に戻らない。
しかし、諮問機関としては…
さゆり君、君を
処分しなければならない。
分るね?」