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淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
「く…さゆり婦長と
芳子君はお構いなしとする…」

「や、やったぁ!!」

淳や結花、ゆり達は飛び上がって

喜んでさゆりに抱きついた。

「婦長さん!!
良かった…良かった…
私達、心配したよぅ…」

わぁわぁと泣きながら看護師達は

さゆりに抱きついた。

「まぁまぁ…
何です?みっともないですよ?」

優しく皆の頭を撫でるさゆり。

そして看護師長達に

「有難う…
助かりました。」

と頭を下げた。

「ははは…
さゆりさんがいなくなったら…
私達の粗が見えるからねぇ?」

夢子が笑う。

「全く…
問題児製造課ですものね?
外科は。」

「何を言う。
婦人科だって相当なもんだぞ?」

「お互い様でしょ?」

笑いがいつまでも耐えなかった。

「ところでさ…」

夢子が切り出した。

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