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初めての浮気
第5章 磨かれる人妻
【お返し ? そんなの何も求めていないよ。こうしてキレイなR美と一緒にいるだけで僕は充分に癒されるもん。あえて言うならR美がもっとキレイになってくれるのがお返しかな(笑)誰だって自分の彼女が美人な方がいいに決まってるさ。】


『ねぇ。Mさんの過去の彼女たちも、みんなこうして大切にしてもらってたんでしょ ? みんなきっとキレイな人だったんでしょ ? 私よりキレイな人いたでしょ ? あぁ 何だかヤキモチ妬けちゃう』


【過去にヤキモチなんて妬かないでよ(笑)うん。そうだね。みんなキレイな奥さんだったけど・・その中でもR美は飛び抜けてキレイだよ。その顔立ちも大好きだし、その脚だって長くてすごくキレイだもん。僕は脚フェチだからね(笑)】


『じゃあ 何でそんな人たちと別れたの ?』


【少なくともケンカ別れなんてしたことないし、僕との関係が表沙汰になったこともないよ。でもね。ご主人にとって大切な奥さんを借りてるわけだから、いつかはお返ししないとね。】


『やだっ! 私はMさんと絶対別れたくないし、別れるなんて考えたくもないよ。(涙)』


【バカだなぁ(笑)自爆しちゃって。大丈夫だよ。】


『でも・・・私もいつか旦那に返されるんでしょ ?』


【その事は、その時に考えるさ。】


『(涙)(涙)(涙)』


【R美。抱っこしてあげるから、もう泣かないで】・・・・・


『こんなに好きなのに・・(涙)・・ずっと一緒にいて・・』


【よしよし・・一緒にいるから・・そんなに泣いてたらせっかくのお化粧が落ちちゃうだろ。】


『・・だって・・・(涙)』


【R美は泣き虫だなぁ。】


『うん。寂しがりの泣き虫だもん。いつも寂しくてひとりで泣いてばかりいたから・・・』


【今も寂しいの ?】


『ううん。Mさんと会えたから・・』


【じゃあ もう泣かないでね。R美のそばにいるからね】


『約束だよ。絶対だよ。』


【うん。約束するよ】


『じゃあ 指切りして・・・ウソついたら針千本だよ』


【それって怖いなぁ(笑)うん。指切りね。】


彼女は、まるで子供のように口を尖らせて小指を差し出しました。

♬ 指切りげんまん、ウソついたら針千本飲〜ます 🎶


ようやく彼女の顔にいつもの笑みが戻りました。






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