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初めての浮気
第2章 2回目のキス
もはや彼女の理性は、乳首から体に広がる悦楽に支配されつつあるのです。
行く先々で、他人が振り返るほど美しい顔立ちをした彼女が、男にその乳房を許し、悦びの言葉を口にしている光景など誰にも想像出来ないでしょう。しかし、それは紛れもない事実なのです。

『・・・あっ・・あっ・・あっ・・その舐め方・・エッチ・すごく・・・私・・もう おかしくなってるぅ・・・はぁ はぁ ・・何で・・どうしてこんなに気持ちいいのっ・・・ねぇ 私・・こんな感じになるの初めてよぉ・・はあぁ・・乳首 感じるぅ・・い・いっ・・すごく・・・』


彼女は私を頭を更に強く抱き締めて自身の胸に押し付けるのです。


私の右手が彼女の乳房を離れ、別の目的地を目指して、ゆっくりと這い降り始めると彼女は反射的に私の手首を掴んだのです。しかし、そこには拒絶を示唆する力は込められていません。女として、更に人の妻としてのためらいが彼女にそんな動作を取らせたのでしょう。その美しい眉間に悩ましいシワを寄せて彼女は無言で私を見つめています。2人のくちびるが重ねられると私の手首を握る彼女の手がハラリと解けて、私の背中に回ったのです。


自由を取り戻した私の右手は、再度ゆっくりと目的地を目指し始めました。
彼女の脇腹からキュッとくびれたウエストへ・・そして腰骨のあたりをなぞり始めます。彼女にとっては初めての非日常的な行為によって彼女の表皮の感覚をつかさどる神経が敏感さを増しているようで、腰のラインへの微妙な愛撫にさえも淫らに反応してしまうのです。


『・・んあっ・・・ダメ・・そこも・・・あぁ・・変よ・体が変なの・・だって・・・身体中がジンジン痺れて・・どこを触られても体が勝手に・・もう・・私・・Mさんになら何をされても構わない・・だから・・もう・・早く・・私を・・・』


私の指先が彼女の腰骨からヒップを下に潜り込まされると、彼女はこの先で自らの身に起こるであろう事態を予想して軽く腰を浮かせたのです。彼女のショーツを引っ掛けた私の指先が小さく丸まった最後の一枚をゆっくりと引きずり降ろして、ついに彼女の両足首から、それが抜き取られてしまいました。もはや彼女の女体を守る衣服は何ひとつ残されてはいません。


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