この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
支配~control~
第1章 破滅への入口
「あの…私、やっぱり…」
必死に声を発する。
「…返して…ください」
「ん?何を?」
「え、その…パンツ…」
周りに聞こえないように、小さく小さく呟いた。
「やだ」
しれっと言葉を返してくる。
「やだ…って…」
会社では仕事も出来て出世コースを走っている先輩。
女性社員はもちろん、男性社員にも人気があって、とても尊敬している先輩。
その先輩が、やだって…。
面食らっている私の横からヒソヒソと話す声が届いた。
「…めっちゃかわいくね?」
「彼氏持ちじゃん」
「けどさ…」
恥ずかしくなって、グラスに手を伸ばす。
「彼氏だってさ」
嬉しそうに笑う姿は少年の様だった。
しかし、その少年はすぐに悪魔に変わる。
「茜ちゃん、見られてるよ?」
「パンツもはいてない変態だって教えてあげようか」
次々に私の羞恥心を煽ってくる。
そのたびにドクンと身体が熱くなる。
「…もう濡れてきてるだろ?」
本当のことを言われて、また顔が赤くなる。
「そんなこと…」
「濡れてないんだったらこのままで良いよな」
そう言って、行くよ…と純さんは席を立った。
必死に声を発する。
「…返して…ください」
「ん?何を?」
「え、その…パンツ…」
周りに聞こえないように、小さく小さく呟いた。
「やだ」
しれっと言葉を返してくる。
「やだ…って…」
会社では仕事も出来て出世コースを走っている先輩。
女性社員はもちろん、男性社員にも人気があって、とても尊敬している先輩。
その先輩が、やだって…。
面食らっている私の横からヒソヒソと話す声が届いた。
「…めっちゃかわいくね?」
「彼氏持ちじゃん」
「けどさ…」
恥ずかしくなって、グラスに手を伸ばす。
「彼氏だってさ」
嬉しそうに笑う姿は少年の様だった。
しかし、その少年はすぐに悪魔に変わる。
「茜ちゃん、見られてるよ?」
「パンツもはいてない変態だって教えてあげようか」
次々に私の羞恥心を煽ってくる。
そのたびにドクンと身体が熱くなる。
「…もう濡れてきてるだろ?」
本当のことを言われて、また顔が赤くなる。
「そんなこと…」
「濡れてないんだったらこのままで良いよな」
そう言って、行くよ…と純さんは席を立った。