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支配~control~
第1章 破滅への入口
「え、や…あの…ここは…?」
「茜が良い子でちゃんと来たから、ご褒美を買ってあげるよ」
良い…子?
私が首を傾げていると、純さんは続けた。
「もう、逃がさないよ」
戸惑っている私を余所に、手を引いてお店の中に入って行く。
大きなビル。
一階は本がたくさん並んでいた。
奥にあるエレベーターに乗り込む。
純さんが9階行きのボタンをさっと押すと、エレベーターが動き出した。
そこは、赤と黒が基調になっていて、大人な雰囲気…。
でも、普通のお店でないことくらいすぐに解った。
そこのBGMなのか、どこからともなく、女性の喘ぎ声が聞こえてくる。
置いてある物は、私が初めて見るような物ばかり…。
目のやり場に困って俯いた。
そこで初めて床の存在に気付いた私は悲鳴を上げる。
「…っ!!嫌っ」
「どうした?」
「ここ…か…がみ…」
そこのフロアーは鏡張りになっていて、スカートの中が見えそうになっていた。
「あれ、茜ちゃん、パンツはいてないの?」
パンツを脱がせた張本人からの問。
きっと睨んで必死でスカートの中を隠すが、そんなのお構いなしに、純さんは笑って「ほら行くよ」とぐいっと腕を引っ張った。
「茜が良い子でちゃんと来たから、ご褒美を買ってあげるよ」
良い…子?
私が首を傾げていると、純さんは続けた。
「もう、逃がさないよ」
戸惑っている私を余所に、手を引いてお店の中に入って行く。
大きなビル。
一階は本がたくさん並んでいた。
奥にあるエレベーターに乗り込む。
純さんが9階行きのボタンをさっと押すと、エレベーターが動き出した。
そこは、赤と黒が基調になっていて、大人な雰囲気…。
でも、普通のお店でないことくらいすぐに解った。
そこのBGMなのか、どこからともなく、女性の喘ぎ声が聞こえてくる。
置いてある物は、私が初めて見るような物ばかり…。
目のやり場に困って俯いた。
そこで初めて床の存在に気付いた私は悲鳴を上げる。
「…っ!!嫌っ」
「どうした?」
「ここ…か…がみ…」
そこのフロアーは鏡張りになっていて、スカートの中が見えそうになっていた。
「あれ、茜ちゃん、パンツはいてないの?」
パンツを脱がせた張本人からの問。
きっと睨んで必死でスカートの中を隠すが、そんなのお構いなしに、純さんは笑って「ほら行くよ」とぐいっと腕を引っ張った。