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第1章 破滅への入口

「何勝手に何回もイッてるんだよ」
純さんの顔が変わるが、未だ動き続けるｲﾁｺﾞに責められ、3度目の絶頂を迎えようとしていた。
「あぁあぁぁっ…ｯｯ」

もう少し、あと少し。
そんな所でｲﾁｺﾞの動きを止められ、私はｲｸことが出来なかった。
地獄の快楽…。

達することが出来なかった身体は、快楽を求め、勝手に腰が動いてしまう。

「…ひくひくしてる」
一番近くで見ていた男性がﾆﾔﾆﾔと呟く。
「ﾊｧ…や…ぁ、見な…で…」

「淫乱」
純さんはそう冷たく言葉を投げつけ、無言で服を整え始める。

その後、ふらつく足取りで店を後にした。