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第1章 破滅への入口

下着もなく、ｲｸことが出来なかったｿｺは未だ涎を垂らしていた。
太ももを伝い、ｽｶｰﾄの裾から覗いて、歩くこともままならない。

「俺ん家来い」
半ば強引に腕を引く。


純さんの家は、高層ﾏﾝｼｮﾝの一室。
数日前、…縛られていた場所。
ﾄﾞｸﾝと熱くなる。


ついて行ったらどうなるか…。
どんなことをされるのか。

もう普通には戻れない。

そんなことは容易に想像出来たし、解っていた。


それでも。



それでも私は…。




彼を拒絶する術を、知らない…。