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支配~control~
第1章 破滅への入口
あんなことをされたのに…どうして、どうして私は拒絶出来ないのだろう。
怖いから…?
先輩だから?
好きだから?
…どれもいまいちしっくりこない。
頭の中は純さんのことでいっぱいになっていた。
今日はどんなことをされるんだろう。
また、あんな恥ずかしいことをされるのかな…。
フッと、3日前の自分の姿が脳裏に浮かんだ。
ぁ…だめ…。
それだけで熱くなるのがわかった。
私…本当におかしいのかもしれない…。
あんな酷いことをされながらイってしまった上に、今はまた何かを期待してしまっている。
私の中にこんな自分がいたなんて…。
「先輩、それで今日の合コン来れます~?」
後輩の紗奈ちゃんが話し掛けてきた。
「あ…今日はちょっと…」
「え~…可愛い子連れてくって言っちゃったのに~」
ぶうっと唇を尖らせて見せる。
「何なに~?デートですか?」
「ん…そういう訳じゃないけど…」
「怪し~い…先輩もとうとう彼氏持ちかぁ」
「や、だから違うって…」
「まぁまぁまぁ、隠さなくて良いですからぁ~。また恋バナ聞かせてくださいね~」
そう言うと手を振りながら無邪気に自分の席に戻って行った。
若いって…6歳離れるとこんなノリなのかな。
大きな波に飲まれたようにどっと疲れが押し寄せてきた。
でも、そんなことよりも今は…。
いつもよりも早く時間が過ぎていき、あっという間に純さんとの約束の時間になった。
怖いから…?
先輩だから?
好きだから?
…どれもいまいちしっくりこない。
頭の中は純さんのことでいっぱいになっていた。
今日はどんなことをされるんだろう。
また、あんな恥ずかしいことをされるのかな…。
フッと、3日前の自分の姿が脳裏に浮かんだ。
ぁ…だめ…。
それだけで熱くなるのがわかった。
私…本当におかしいのかもしれない…。
あんな酷いことをされながらイってしまった上に、今はまた何かを期待してしまっている。
私の中にこんな自分がいたなんて…。
「先輩、それで今日の合コン来れます~?」
後輩の紗奈ちゃんが話し掛けてきた。
「あ…今日はちょっと…」
「え~…可愛い子連れてくって言っちゃったのに~」
ぶうっと唇を尖らせて見せる。
「何なに~?デートですか?」
「ん…そういう訳じゃないけど…」
「怪し~い…先輩もとうとう彼氏持ちかぁ」
「や、だから違うって…」
「まぁまぁまぁ、隠さなくて良いですからぁ~。また恋バナ聞かせてくださいね~」
そう言うと手を振りながら無邪気に自分の席に戻って行った。
若いって…6歳離れるとこんなノリなのかな。
大きな波に飲まれたようにどっと疲れが押し寄せてきた。
でも、そんなことよりも今は…。
いつもよりも早く時間が過ぎていき、あっという間に純さんとの約束の時間になった。