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伝わらない想い
第3章 恋か友情か
日曜日...。

「あ、これ可愛いかも」

「こんなのもあるよ」
いくつもの帽子を被って吟味する。

蘭のファッションにはいつも帽子が入っていて、夏でも冬でもとにかく何か被っている。
今日もそれは例外ではなく、ゆるっとしたボーイッシュな格好にハットを合わせていた。

だから、俺はこの帽子専門店に連れてきたんだ。

「どっちにしようかな」

いつもクールな蘭がどこかウキウキしている感じがして、俺も嬉しくなる。

「どっちも似合うよ」

「...」
じっと見つめられる。
「何?」

「いや、陸って誰に対してもそんな感じなんだなって改めて思っただけ」

「なんだよそれ」

「別に」
また悩み出す蘭を見て、俺は蘭の言った言葉の意味を考えた。

そんな感じってどんな感じなんだ。

でもいくら考えてもその答えは出なかった。
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