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友達でいるしかない
第5章 変わらない想い
シズの手がショーツの中に入っている腕をつかみ動きを止める。
だけど指まで止めることはできない。
一番感じるところをグリグリしながらシズの反応を楽しむ。
シズは上擦る声で言う。

「あああぁ…のりたか…」

「何??イキたい?」

必死に頭を横に振る。

「わっ…別れてほしい…」

一瞬、俺の指が止まる。

「フフッ。それ…どんなプレイ?別れを切り出されて逆上してやっちゃうプレイ」

俺は楽しそうに言う。
中に入っている指は一番いい場所を刺激して高みにのぼらせる。

「ああっ…プレイ…じゃない…本当に…別れて…」

一粒の涙がシズの目から流れる。
それを見て動きを止める。
ゆっくりと指を引き抜きティッシュで拭き取る。

「ねぇ…どういうこと?」

さすがにこれがプレイではないことぐらい理解する。

「…ごめん…もう別れたい」

うつむきそれだけを口にする。
俺は何が何だか分からない。

「ちゃんと説明して、それだけじゃ納得できない」

シズの手を強く握りしめる。
握りしめた俺の手を空いてる手で引き離す。

「則孝…ごめん。やっぱり、前につきあってた人のこと忘れられない。よりを戻したいと思ってる。」

「はっ…えっ??何それ…意味わかんない…」

頭が混乱して整理がつけられなかった。
そんな俺にシズは続ける。
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