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美術教師の羞恥奴隷
第18章 ヌード ■亜美子編①■
 薮下の差し出したペットボトルを片手で受け取ると、何の疑いもさしはさまずに、亜美子は開封して中身のお茶をごくごくと飲んだ。

 少しだけ舌がザラザラするような違和感を感じた亜美子だったが、この場の異様な状況が影響しているからだろうと思い込み、疑惑が心をかすめることは一瞬たりともなかった。



 続いて藪下は、部屋の片隅から何やら小さくて青い円盤状の容器のようなものを取り出す。

 それは、クリームが入っている容器のように、亜美子の目には映った。

 亜美子の予想は的中していたようで、藪下はそれも亜美子に向かって差し出しながら言う。

「このクリームを全身にくまなく塗ってくれ。肌に潤いを与えるためのクリームだが、デッサンモデルが使用する際には、肌に光沢を与えてくれるという一石二鳥の効果がある」




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