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彼の秘密
第8章 二人の関係
(あっ、姫、大丈夫?)
頭につけられたヘッドホンに、雅の声が響く。

(ん、んぁ・・・)
腕は縛られ、頭を地につける感じで突っ伏したまま、後ろにはバイブがいられたまま朝から放置されていた。さっきから何度も達していて床や紙は自分の精液でドロドロだ。
なんでこんなことになってるかは、ゲームで負けたからだ
(よく、聞こえないけど)

(んん・・)
今にも大きな声で鳴いてしまいそうな快感に襲われながら必死に抑えているが、雅にはそれがわかってしまう。
(よかった。調子いいみたいだね。あ、姫学校来なよ。)
この弟は何をふざけたことを・・・
(ふ、ざけるなぁ・・・もうだめだからぁ)

(えー、なんで?)
と雅はいかにも理由がわかりませんとばかりに聞いてくる。
(もう、中・・キュンキュンしてて何回もひぁ・・・イッテて立てない
あっ…ま…た…ひゅ…ぁあん)
それに縛られてるし
(・・・わかった。じゃぁ今雫に代わってもらうよ?)

(・・・え?)

(雫、澄、姫が話したいって)
そんなの、ばれたら・・・ダメなのに中はきゅうっと締まってバイブがいいところに当たり体は感じてしまう
(あ、だめ!うん…ァん。あ…あ…)

(はい、どうぞ)

(えっ?だ、だめ だめだめだめ・・・っ!?~~~)
と電話の相手が変わるのと同時に達してしまった。
やっちゃった…これで俺皆に変態って・・・

(はは、冗談だよ)

(…ふえ?)

(雫たちは今取り込み中だから俺だけ。今日本当に休んじゃうの?)

(・・・)
この野郎!!
(じゃぁまっててね。今日もいっぱい可愛がってあげるから楽しみにしてるんだよ?)
とこちらの返事も待たずに切られてしまった。
そのまま、真姫も快感に襲われながら眠ることはできなかった。
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