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健と舞の過去
第1章 健と舞の過去
その後健は地元の医師会と合流して

怪我人の治療にあたっていった。

そして健が再会した両親もまた

静かに眠っていた。

「おとう!!おかあ!!」

「健!!!」

泣いている健に声をかけた女性。

舞だった。

「あ!!叔父様!おばさま!!」

舞は健の両親に縋りついた。

「どうして…どうして…」

「舞…無事だったか…」

「健、来てくれたの?」

「当たり前だ…
しかし、俺は…」

横を向きぐっと悔しさをかみしめる健。

両親も…子供さえも助けられなかった自分。

「健…
泣くのは後よ。今は患者さんが…」

「分かった!!」

こうして健と舞は多くの患者を救った。
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