この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二兎を追って落ちた穴
第4章 エピローグ:二兎を追って落ちた世界
「さっき言ったこと、本当だろうな」
「聞かないで……」

すっかり電気を落としたベッドの中、彼が息を飲む音が聞こえた。初めてだ。タクヤとのピロートークそのものが。また全身にキスを受ける。……明日の朝、私はピルを飲み、彼の女王になる。

いままで私と体を重ねた男を思い出す。6人……いずれレンを入れれば7人になる。かつて初めてした人を除けば、誰に対しても「あなたで3人目」とさえ言えば特に波風は立たなかった。レンにはまだ、その数字を教えてすらいない。タクヤには真実を伝えてはあるが、いずれ彼も知らない間に数が積み上がり、そしていつか私を本当に破壊する人に出会うかもしれない。

世間で言えば一桁などまだヌルい。何を怖がっていたんだろう?私はこんなに魅力的なのに。未経験の男もいい。パートナーのいる男に私を抱かせたらどうなるだろう?案外、一晩で2人も3人も数が増えてもおかしくない……そんな夢を見ながら。
/16ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ