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恋は盲目
第4章 およばれ
「さて、と。」


内ももをさすっていた手を私の背中にまわし、

ぐっともちあげてベッドの上に移動する


総司君は私にまたがって覆いかぶさるようにして横になった


「もうちょっと良い?」


聞かれている意味が把握できていないままキスをされる


落ち着いていた心臓もまた忙しく動く


くちゅくちゅっ・・・・


さっきと力加減は変わらないけど動きがはやいキス


たくさんたくさん舌が入ったり引っ込んだり

吸ったり吸われたり


お互いの唾液が混ざって口から垂れてしまいそう



はっ・・・・はっ・・・・

ぁ・・・・・あん・・・・・・・


お互いの吐息が混ざってまた思考がゆっくりになる




総司君の右手が膝のあたりから脚の付け根あたりをゆっくり往復する

特に内側を指でなぞられると気持ちよさが増す・・・


下はスカートだからけっこうギリギリのところにまで

総司君の手がのびる


え、


もうちょっとってどのくらい・・・?


激しいキスの合間にも怪しく動く総司君の指の行方が気になる

でも

総司君とのキスで私も興奮してきちゃって

愛おしさがこみ上げちゃって


私も総司君にキスしたい。


顔を離して総司君の首に口をよせる


れろっと舌を出して首筋にはわせる


さっき総司君がしてくれて気持ちいいって思ったように


ちゅっ・・・・


首に音を立ててキスしてみる


あぁ愛しい・・・・

もっとキスしたい

好きって伝えたい


このキスで伝わればいいのに


どんなに大好きか

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