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想いのカタチ
第11章 永遠の愛を誓うよ
後ろ髪を引かれる思いで部屋を出ると、そこには義父が待っていた。
「これが…父として娘にしてやれる最後なんだな…これからは則孝くんが文香を守っていく番だ…きちんとバトンを渡すから…待っていてくれ」
「はい…義父さん。今まで…文香さんを大事に育ててくれてありがとうございます。これからは俺が文香さんを大切にします…」
深々と頭を下げると義父は、俺の肩を叩いて、少し涙声で答える。
「その言葉…忘れないぞ!」
「はい」
俺は再度、義父に頭を下げてチャペルに向かった。
外に出れば真っ青な空が広がっていた。
雲一つない空も俺たちを祝福してくれているような気がしてくる。
目の前にはこれから愛を誓うチャペルが太陽に照らされ輝いていた。
この先で、俺は文香と一生共に生きることを誓うんだと思うと込み上げてくるものがある。
「文香…神父の前で、文香に永遠の愛を誓うよ…だから…早く、俺の元に来てくれ…」
FIN.
「これが…父として娘にしてやれる最後なんだな…これからは則孝くんが文香を守っていく番だ…きちんとバトンを渡すから…待っていてくれ」
「はい…義父さん。今まで…文香さんを大事に育ててくれてありがとうございます。これからは俺が文香さんを大切にします…」
深々と頭を下げると義父は、俺の肩を叩いて、少し涙声で答える。
「その言葉…忘れないぞ!」
「はい」
俺は再度、義父に頭を下げてチャペルに向かった。
外に出れば真っ青な空が広がっていた。
雲一つない空も俺たちを祝福してくれているような気がしてくる。
目の前にはこれから愛を誓うチャペルが太陽に照らされ輝いていた。
この先で、俺は文香と一生共に生きることを誓うんだと思うと込み上げてくるものがある。
「文香…神父の前で、文香に永遠の愛を誓うよ…だから…早く、俺の元に来てくれ…」
FIN.