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想いのカタチ
第2章 昔の約束
「シズ…そろそろ行こうか。時間だよ」
時計を見てシズに声をかける。
名残惜しそうに最後の挨拶を交わす。
「じゃ次は40歳の同窓会??」
「10年後?その前に帰ってきたときは連絡しろよ!!みんなで飲みに行こうぜ」
「そうだね。じゃ、またねっ。奥さんと赤ちゃんを大切にしてあげてね」
「言われなくてもそうするさっ」
手を大きく振りながらホテルを出ていく二人を見送る。
振り返ると文香もニコニコ笑いながら見送っていた。
「LINE交換しちゃった」
などとご満悦のようで、この身の変わりようにびっくりする。
だけどそれで文香が笑っていられるのならそれでいい。
「そろそろ行こうか?みんな待ってるだろう」
「そうよ!!みんな則孝がくるの待ってるんだから」
俺は文香の手を引きながらシズに背を向けて懐かしい仲間の方へ足を向けた
Fin
時計を見てシズに声をかける。
名残惜しそうに最後の挨拶を交わす。
「じゃ次は40歳の同窓会??」
「10年後?その前に帰ってきたときは連絡しろよ!!みんなで飲みに行こうぜ」
「そうだね。じゃ、またねっ。奥さんと赤ちゃんを大切にしてあげてね」
「言われなくてもそうするさっ」
手を大きく振りながらホテルを出ていく二人を見送る。
振り返ると文香もニコニコ笑いながら見送っていた。
「LINE交換しちゃった」
などとご満悦のようで、この身の変わりようにびっくりする。
だけどそれで文香が笑っていられるのならそれでいい。
「そろそろ行こうか?みんな待ってるだろう」
「そうよ!!みんな則孝がくるの待ってるんだから」
俺は文香の手を引きながらシズに背を向けて懐かしい仲間の方へ足を向けた
Fin