この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
想いのカタチ
第7章 幸せのバトン
携帯を切って玄関に向かえば、大量の荷物が運び込まれていた。
その量に驚きながら新しい二人の生活に幸せを感じた。

「おかえり」

「ただいま」

軽くキスを交わし、荷物を部屋に運ぶ。
今日から僕の部屋に美鈴が住むことになった。
結婚はまだ先の話だけど、一秒でも多く一緒にいたくて同棲することになった。

「誰かと電話してた?」

冷蔵庫から麦茶を出して、乾いた喉を潤す。

「文香から…篠宮とつきあいだしたってよ」

「まじ?」

一瞬にして美鈴の顔が華やぐ。

「まじ。今のが報告の電話でした…僕と美鈴の関係、まだ秘密だから知らないふりしてなよ」

「分かってるって…でも長かったねぇ」

「だねっ」

ふたり顔を見合わせ笑った。
昔好きだった女が幸せになる。
その幸せが僕と美鈴の幸せに繋がる。
幸せのバトンが回り始めた。
/108ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ