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400時間の子作りレッスン
第2章 知らぬが仏 〜夫 編〜
「ごめんなさい」
「香澄は悪くないよ、俺のが規格外なんだ。俺こそ痛い思いをさせてゴメンな?」
首を横に振る香澄の頭を撫で、裸のまま抱き合って横たわる。
「でも…このままじゃ赤ちゃん出来ないよね」
「うーん、そうだなぁ。だけど急ぐことじゃないし、そのうち何とかなるだろ」
「…」
返事はなかったが、眠くなったのかなと思い俺も目を閉じた。
「香澄とこうしてるだけで、俺は幸せだよ」
呟くと、彼女はギュッと抱きついてきた───…