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【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第24章 青春の人 佳代ちゃん(24)
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「ど、どうしたの?」
俺がそう聞くと、佳代ちゃんは周りに誰もいない事を再度確認した後、顔を赤くしながら口を開いた。
「……あ、あのさ……」
俺はその時点で察した。
そして佳代ちゃんはそれを聞いてきた。
「あの……えっと……ナオ君さ……あの時、起きてたよね……?」
俺の息が止まる。
どうしよう……どう答えればいい……?
あの時ってのはもちろん、あの夜の事だ。
佳代ちゃんが先輩達とセックスをしていた、あの時の事だ。
やっぱり気づいてたんだ。そうだよな、あんなに何度も目合ってたし。
俺はどういう顔をすればいいのか分からなかった。
分からなかったけど、とにかく何か言わないといけないと思って、俺は咄嗟に佳代ちゃんに謝った。
「……ご、ごめん!」
寝たふりをしてセックスしてる所を覗き見しちゃってごめん!という意味で。
でも佳代ちゃんは
「わ、私の方こそ、ごめんっ!」
「え……?」
逆に佳代ちゃんに謝られて、またどういう顔をすればいいのか分からなくなる俺。
佳代ちゃんは動揺する俺を見て、さらにこう続けた。
「……変なところ見せちゃって、ごめんね……ナオ君、私の事……幻滅しちゃったよね……?」
凄く気まずそうに言う佳代ちゃん。(ちょっと泣きそう)
俺は半ばパニック状態だけど、佳代ちゃんが傷つくような事は言っちゃいけないと思って
「そ、そんな事ないよ。」
と、答えたんだけど佳代は気まずそうに下を向いて黙っちゃって、だから俺はフォローするつもりでさらにこう言った。
「だ、大丈夫だよ、うん……大丈夫、ちょっとビックリはしたけど、全然そんな……幻滅なんてしてないし、大丈夫……うん。」
自分で何を言ってるのか分からなかった。
何が〝大丈夫〟なんだ?
〝ちょっとビックリしたけど〟ってなんだよ。
お前(俺)は最初から知ってただろうが!
あ~失敗した。
俺何言ってんだよ、全くフォローになってねぇよ。
そんな感じで自問しながら俺があたふたしてると、佳代ちゃんはゆっくりとこう話し始めた。
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