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ただ愛されたかっただけなのに
第9章 蜜月の4日間
この4日間は私だけのもの。
彼も、お得意さまと4日間は飲み会続きだからと女性たちには連絡してあると言っていた。

昨日、彼がシャワーをしている時、LINEが届いていた。
ポップアップで少し読めてしまう。

「飲み会楽しんできてね」

「寂しいけど待ってるね」

「飲みすぎないでね」

そんな通知が何件も届いていた。


そんな苦しみから解放されたくて、何も知らないふりをして彼に抱きついた。
彼はそっと受け止め、優しくキスをする。

ちゅっと音を立てて優しくキスをして彼が離れる。
それを何度も繰り返すと、私はもっと深くと求めてしまう。
彼の首筋にしがみつき、私から彼の唇を求めて激しくキスをした。
彼の唇の間に舌を入れ、彼の舌を探し出す。
彼の舌に私の舌を絡ませて激しく彼を求める。

「ん……うん……」

それだけでやはり感じで喘ぎ声が漏れてしまう。
息が苦しくなる。
それでも離れたくない。
夢中で彼の唇を求めた。

だめ……体が熱くなる……
ショーツの中が潤んでくるのがわかる。
ヒクヒクし始める。
体が彼を求めてしまう。

「あ……やん……感じちゃうよ……」

唇を放して彼に伝える。
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