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ただ愛されたかっただけなのに
第9章 蜜月の4日間
そっとキスされる。
乳首が固くなっていくのがわかる。
体が感じている。

何度も何度も軽くキスを繰り返す。

「はん……あ……ん……」

自然と声が漏れていく。
そして深いキス。
お互いの舌を舌で感じさせようと激しく求め合う。

「あん……だめ……」

唇を塞がれているからハッキリと言葉にならない声が出る。

「イクから…や……」

私がイクことをわかっていて、彼はキスを止めない。
ぎゅっと抱きしめたまま、イケとばかりに舌を吸われた。
その瞬間……イッた……

体の力が抜ける。
息が苦しい。
体が反応する。
潤いが増し、ヒクヒクしているのがわかる。

まだ感じているのに、彼の手が固くなった私の乳首をいきなり摘まむ。

「……やっ!」

それだけでまたイク。
まだ落ち着いていない私の体を彼が苛め始める。
Mであることをわからせる為に。

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