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甘えた
第8章 08
学校から帰ったあたしは机に向かい気合を入れる。
テスト勉強と言っても今学期の復習…ノートを見直し、覚えるところは何度も書き出して暗記をするだけ。
あー、なんで世界史なんて選択しちゃったんだろ…初っ端から世界史のテスト。まぁ日本史を選択しても同じことを思うけど。
ノートを開いた途端、莉壱からメッセージが……
《都羽》
《はい?》
《電車に乗った?》
どーいうことでしょうか?あたし今日行くなんて言ってないし…莉壱も来いとは言ってなかった。
そもそも、試験期間くらい家で勉強させてほしい。
《明日から試験期間中に就きしばらく休業とさせて頂きます》
ふぅー…
お断りの言葉を打ち込み、スマホを閉じた。
閉じた瞬間、光の速さで電話が鳴り始める。
スマホに向かって歯をむき出しにする、イッー。
出ませんからーっ。
しばらく鳴り響いていた着信音が途切れると、あたしは嫌な予感がして不安になった。
…まさか、家に来たりしないよね?
テスト勉強と言っても今学期の復習…ノートを見直し、覚えるところは何度も書き出して暗記をするだけ。
あー、なんで世界史なんて選択しちゃったんだろ…初っ端から世界史のテスト。まぁ日本史を選択しても同じことを思うけど。
ノートを開いた途端、莉壱からメッセージが……
《都羽》
《はい?》
《電車に乗った?》
どーいうことでしょうか?あたし今日行くなんて言ってないし…莉壱も来いとは言ってなかった。
そもそも、試験期間くらい家で勉強させてほしい。
《明日から試験期間中に就きしばらく休業とさせて頂きます》
ふぅー…
お断りの言葉を打ち込み、スマホを閉じた。
閉じた瞬間、光の速さで電話が鳴り始める。
スマホに向かって歯をむき出しにする、イッー。
出ませんからーっ。
しばらく鳴り響いていた着信音が途切れると、あたしは嫌な予感がして不安になった。
…まさか、家に来たりしないよね?