この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第8章 08
散らばったボタンを拾い集め、莉壱に借りたTシャツを着て部屋を後にした。


莉壱はあたしに会いたがってたのかな?
本気であたしのこと好きなんじゃないかって錯覚しそうになる。


でもそれは違う…


子供のように拗ねる莉壱は長谷川くんに相手にされていない。その寂しさをあたしで埋めようとしているだけだ。

長谷川くんが受けている敵意をあたしは身を持って体験した。決して憎んでいる訳ではない、寂しさをこじらせた敵意。

長谷川くんがちゃんと向き合って話し合いをすれば、わだかまりもとけるんじゃないか…


『兄弟なんだから仲良くして欲しいの』

結愛花の言葉が脳裏をよぎった。


/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ