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甘えた
第9章 09
核心を突かれ、ドキッとした。こんなに勘のいい子じゃなかったのに、今日の結愛花には驚かされる…

頭から汗が滲み出るのを感じながら、胸の前で両手をあたふたと振る。

「違うの、違うの。泣かされたんじゃなくて、えっとね…『今日のデート楽しかった?』って聞かれて『楽しかった』って言ったら涙が出てきちゃったんだよね…涙なんて意味分かんなくて」

「楽しかったのに泣いちゃったの?うーん……あっ、私も泣いたことあった!銀河くんが告白してくれた時、嬉しくて泣いちゃった。ふふっ。それだよ、嬉し泣きだよ」

「嬉し泣き?…」

「恋する乙女だね。とわちゃん可愛い…」

初めて可愛いなんて言われて、抱きしめてもらったあたしは、いつもと立場が逆になって照れくさかった。

楽しいあまりに嬉し泣きかぁ…結愛花が嬉し泣きと言うんだったら、そうなんだろう。

任務なのに、ニセモノなのに、心の底から楽しんじゃったんだ……
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