この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第11章 11
少し体を離して股の間からそっと抜き取ると、キスをしながら莉壱を壁へと押しやる。今度は対面で挟み込んで、擦り付けるように腰を振った。

いつものあたしが顔を覗かせ、セックスを楽しむ気持ちに切り替わっていく。
莉壱の頬を両手で包み込んで、あたしから唇を重ねる。

上唇と下唇を何度も吸い上げる。

舌を差し込んでは絡みつける。

莉壱の舌は美味しい…自分で吸っておきながらその舌に痺れて溶かされていく。

「っふ……莉壱…」

「今日はどーしたの?積極的だね」

「ん…感じて?」

首筋に吸い付き、舌で耳の裏まで舐め上げる。
おしり側に廻した手で莉壱の裏筋を刺激する。莉壱の先端から、あたしの秘部から溢れ出る体液でもうボディーソープは要らなかった。

粘性の音とあたしの乱れた吐息の他に、莉壱の食いしばる歯の隙間から小さな息遣いが漏れ聞こえる。

「都羽……きもちい」 

呼吸音をもっと聞きたくて、莉壱の口元に耳を寄せる。
その寄せた耳の穴の中に、莉壱の尖った舌先がうごめき出した。

「やぁ…ん」

上半身の力が抜け、咄嗟に莉壱の腰に爪を立てる。
生暖かな濡れた感触とくすぐったさを超えた快感で、背中に走る甘い痺れ。

ゴソゴソと圧迫する音とネチャネチャと唾液の音で思考が鈍くなる。

「音が、やらしぃ…」

蕩け切った表情で莉壱の舌を封じた。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ