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甘えた
第2章 02
「もう、限界…」
ケンジが呼吸を荒くしながら、深い場所で抜き挿しを始めた。
「…っ…あっ…都羽ちゃん…すっげ…吸いこ…っはああ」
自ら止めることの出来ない腰の動きの合間に、途切れがちに言葉を吐き出すと、体を震わせ…
「…吸い取られた……」
苦しげな表情でせつなげに最後の言葉を繋いだ。
体を丸め、ゴムの始末をしながらケンジが呟く。
「都羽ちゃん、も1回いいかな…?」
「うん。いっぱい、しよ?」
彼の背後からぎゅっと抱きしめ、汗ばんだ背中に頬を擦り寄せた。
「ははっ…都羽ちゃんは一度、恋愛感情のあるセックスをした方がいいよ…」
そんなおかしな事を言って彼はあたしをベッドに沈めた。