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甘えた
第12章 12
帰りの電車の中であたしは顔を上げることが出来ないくらいニマニマしていた。
傍から見たら絶対怪しい人レベル。

そして胸元のネクタイを見つめ、さらにニマニマする。

うちの学校の制服はネクタイなんだけど、3年になってからは外したり、リボンにしたり自由に着用しだす。あたしもネクタイをしてなかった。

帰り際、莉壱がクローゼットから取り出した彼の学校のネクタイを結んでくれた。

これはある意味…首輪ですよね?

ひゃー恥ずかしいぃ。


莉壱に完落ちです、はい。


はぁー、いっぱい好きってぶつけちゃったー。今も考えただけで、好きって呟きそうになっちゃう。

早く家に帰って自分のベッドに顔を埋めて、この喜びを噛み締めながら悶絶したいー!

…………そういえば、莉壱からは好きって言われて無い?

いやいや、セックスは好きな人とするものって言ってたから、しっかり結ばれたあたし達に好きって言葉があろうとなかろうと。

『結ばれる』だなんて恋人同士って感じがする。きゃっ。

あたし今、乙女モード全開ですっ。 
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