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甘えた
第13章 13
「きゃ!いい感じ!すごく大人っぽい。今日のアウターとも合ってるし、このまま着て帰ろうよ」

「でも…このヒールが…」

「だいじょぶだよぉ、太めのヒールだからそんなに疲れないないと思うよ」

いや、そこじゃなーい!身長プラス5センチという見過ごせない距離。

「170も175もそんなに変わらないと思うけどなぁ。背が高いのは憧れるよ~」

『でかい』って一括りにしたでしょ?まぁ145も150も小っちゃくて可愛いってのは分かるから。

気になっていた値札をチェックした。何重にもプライスダウンのシールが貼られ2アイテム買っても3000円でおつりがくる。 

これは買いだ!

「ゆめが選んでくれたし、買っちゃお」

会計を済ませ、再び試着室で着替える。着ていた服はショップバッグに詰めてもらった。

「ふふっ、とわちゃん、原宿でスカウトされるかもよ?」

「まさか?!」

もちろんスカウトなんかされることもなく、待ち合わせのホテルのラウンジに到着。

すでに長谷川くんはソファーでくつろぎながら待っていた。
イタリア製だかブランド物だかわからないけど、仕立ての良いスーツを着こなす姿は絵になる。
どこのモデルだよっ!これこそスカウトされそうじゃん…

「長谷川くん、カッコイイね」

小さな声で結愛花に伝えようと視線を向けると、頬を赤く染め、瞳を潤わせ笑顔で長谷川くんを見つめていた。
漫画でよくある目がハートの表情ってこんな感じなんだろうな。
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