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甘えた
第14章 長い一日
暇になったあたしはハーフパンツのポケットからスマホを取り出して、莉壱の肩口から覗き込んで操作し始めた。結愛花にお礼の一文を送る。

病院での診断報告や莉壱と話し合ったことなど、何往復かやり取りをして会話を終えた。もう履歴を消去する必要も無い。

アドレス帳からぴーちゃんのページを開く…

矢野 比呂士

ぴーちゃんにもフルネームがあったんだ?って当たり前かっ。

ひろしくんだからぴーちゃんなのかな?ニックネームは何にしよう。

うーん、特徴はスキンヘッドだけどお仕置きは夏休み前までって言ってたし、ぴーちゃんが好んでしたヘアスタイルじゃないから他のにしてあげよう。

彼女がピアニストだから『ピアニカ』これでいっか。書き換えてから、お礼の言葉を送った。

《まだ寝てる?》

「起きたけどまた寝ちゃった」

《しばらくは そんな感じかもね》

「これから おかゆ食べさせる」

《痛がって食べないかもよ?すっごく痛がるから》

「少しでも食べて──

入力途中に手ごとスマホが掴まれた。

「誰と?」

「あ、起こしちゃった?」
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