この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第14章 長い一日
その莉壱の優しい手に頬を擦り寄せる。

「膝枕してあげるから横になろっか」

さっきから、あやされてるみたいで心が安らぐ。

膝の上に頭を向けてゆっくりと寝転がる。
すると莉壱はあたしの頭を支えソファーに直接寝かせると、反対側に移動して足先を抱えて座り直した。

「脳の方に血液をまわしてあげようね」

ふくらはぎに触れる手の感触がくすぐったくて気持ちよくて…


気が付くとおなかの上にバスタオルが掛けられ、莉壱がいなくなっている。
枕元に転がる清涼飲料水を口に含む。体は楽になり、すっかり回復していた。

「莉壱?」

名前を呼びながらダイニングテーブルを見やるが姿はない。

「起きた?」

莉壱の勉強部屋から姿を見せた。

「だいじょぶそうだね」

おでこに手をあてたり、耳の裏や首に這わせたり。熱を測られてるのか、撫でられてるのか分からなかったけど、その度にあたしは目を瞑った。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ