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甘えた
第17章 17
「そうだ、誕生日プレゼントがあるんだ」
泣き止んだあたしの手の中に、リボンの付いた小さな箱が届く。
「開けてい?」
箱を開けるとネックレスが入っていた。
小さなペンダントトップはリボンの形をし白黒のボーダー柄で真ん中に透明の石が嵌め込まれている。
「わぁ、可愛い」
「貸して、つけてあげる」
ネクタイの代わりの新しい首輪。莉壱がそう言ってる訳でもなく、拘束している訳でもないが形の見える物で、繋ぎ止められる証に自ら首を差し出す。
「ふふっ、嬉しい。ありがとう」
「似合ってるよ」
そう、褒めて鎖骨間の窪みのすぐ下で揺れる小さなリボンに口づけを落とす。
「あっ、莉壱の誕生日もうすぐだね。何にも用意してなかった…じゃあ、リボンで飾ったあたしがプレゼント…?」
今思いついた!どっかで聞いたことのある話。自分の体にリボンを巻き付けてプレゼントなんて本当に実行する人なんているのかしら?はいはい、ここに居ますね…
「あっはははっ。いいね、それ。受け取るよ」
莉壱もノリがいい。寝転がった莉壱が両腕を広げる。
泣き止んだあたしの手の中に、リボンの付いた小さな箱が届く。
「開けてい?」
箱を開けるとネックレスが入っていた。
小さなペンダントトップはリボンの形をし白黒のボーダー柄で真ん中に透明の石が嵌め込まれている。
「わぁ、可愛い」
「貸して、つけてあげる」
ネクタイの代わりの新しい首輪。莉壱がそう言ってる訳でもなく、拘束している訳でもないが形の見える物で、繋ぎ止められる証に自ら首を差し出す。
「ふふっ、嬉しい。ありがとう」
「似合ってるよ」
そう、褒めて鎖骨間の窪みのすぐ下で揺れる小さなリボンに口づけを落とす。
「あっ、莉壱の誕生日もうすぐだね。何にも用意してなかった…じゃあ、リボンで飾ったあたしがプレゼント…?」
今思いついた!どっかで聞いたことのある話。自分の体にリボンを巻き付けてプレゼントなんて本当に実行する人なんているのかしら?はいはい、ここに居ますね…
「あっはははっ。いいね、それ。受け取るよ」
莉壱もノリがいい。寝転がった莉壱が両腕を広げる。