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甘えた
第18章 18
「もぉー、なんで俺の話を聞いてないんだよー」

「聞いてた!ちゃんと聞いてた。ちょっと勘違いしてただけ」

新しい生活が始まり、あたしが大学に通っているところを見たいって言うから、莉壱の授業が早く終わる日に迎えついでに寄ってもらったんだけど……



簡単に校内を案内し、学食に向かう。

「同じ大学に通ってるみたいだね」

「あはっ、莉壱それ好きだね~。莉壱と同じ大学なんて無理よ?」

「だから雰囲気だけ」

ぐぬぬ…

「友達紹介したいんだけど、いいかな?」

「誰?」

「ミナミ」

「ああ、ファッショニスたん?」

「そそ、そのニックネームはバラさないでね」

「俺と都羽だけの秘密?」

嬉し気に目を細めてニヤリとしてるけど、本当はあたしだけの暗号なんだからね。スマホを覗くから知ってるってだけで…

「そうだよ、ふたりの秘密だよ」

念を押すフリをして、甘さを含んだ言葉にあたしはくすぐったくなった。
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