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甘えた
第18章 18
アイスコーヒーを買って、学食で待たせておいたミナミの元に莉壱と合流する。

「遅いよーっ」

大きく手を振って、あたし達を呼び寄せる。男の前だけど、猫被ってないな…人の彼氏はカウントしないってことね。

あたしがさらっと紹介し、ちゃちゃっと済ませた顔合わせ。

「あれ、どっかで会ったことある?」

ミナミが莉壱に問いかける。ん?それは純粋な質問?まさか、彼女の目の前でナンパですか?!

「無いと思いますよ」

「そおかなぁ…どっかで見たことあるんだよね。うーん」

「体育祭の時じゃない?上下黒のスウェットで参戦してた人」

「えーっ!覚えてるよ!そうだったんだー、シンプルに驚き。そうそう!校庭でキスしてたってみんなが騒いでたよね、きゃはっ」

「わわわっ、そんなこと思い出さなくていー!」

向かい合わせに座ったミナミの口めがけてテーブルを乗り越える。

「でも顔まで覚えてないなぁ。うーん」

涼しい顔で恥ずかしい思い出を掘り下げるのはやめて欲しい…ミナミは記憶の引き出しをひっくり返してるのかもしれない。考える人のポーズそのまんまだ。


「あっ!」

「思い出した?」

思いっきり莉壱を指さして回答する。

「銀河だ!」
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