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甘えた
第18章 18
「そんな蕩けた目で見つめられたら、こっちが照れる…」

ぼそっと呟く。あーこれ、きっと心の声。
隣に並ぶクローゼットの扉を開け、あの狭い勉強部屋で使っていたキャビネットからゴムを取り出す。
ぴーちゃんに貰ったのと同じ0.01のゴム。0.02よりもやっぱり0.01が気に入ったらしくネット通販で大量に購入していた。

莉壱が用意している僅かな間に、あたしは姿見をしっかり押さえ、おしりを突き出してポジションを整える。

「エロいおねだりポーズだ、いいねー」

楽しげな様子であたしの秘部に宛がうと素股で擦りつけ腰を前後に振り始めた。

「あっ、んも…っや、挿れてぇ」

「腰振っちゃって…きもちいんでしょ?このままイッちゃう?」

「や、ぁっ…だぁ、焦らさないで…」


背中に唇を這わせ肩先までキスを繰り返す。

「都羽の体がすごく熱くなってきた。もうイキそうでしょ?」

「うんっ…イッちゃうからぁ、だ…から挿れて…」

「かわいー。俺のでイキたい?」

耳元に熱い息と共に吹きかける。

「莉壱ので…イキたいっ……おね、がい…」

目尻に涙を滲ませ、コクコクと大きく頷いた。
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